パワートラベラー実践会から、新しい卒業生メンバーが出ましたのでご紹介します。
今回卒業したのは、サラリーマンを独立して家業を継ぎ、その傍ら資産サイト構築を進め月20万円を達成された岡田さん。
1日2時間という作業時間ながら、外注をうまく使いサイトを構築。報酬が伸びない期間を乗り越え、サイトの収益を軌道に乗せることができました。
岡田さんから卒業メッセージをいただいたのでご紹介いたします。
岡田さんからいただいた卒業メッセージ
簡単な自己紹介
こんにちは、岡田です。会社員で働いていましたが1年半前に退社し、現在は家業を手伝いながら、アフィリエイトをやっています。
ゼロから1を生み出せる力が欲しい、収入源が一つだけでは心配、自由に海外旅行にも行けるようになりたい、そしてアフィリエイトの知識と技術を家業のマーケティングにも応用したいと思い、実践会に入会しました。
実践会は会社員時代から登録していましたが、サイト作成はほぼ休業状態。
しかし去年末に、「このままじゃだめだ!来年こそは!」と決意し、少人数勉強会に参加したことをキッカケに、資産サイト作りを本格的に始めました。
卒業に至るまでの経緯
●得意が裏目!収益が伸びず悩む時期
サイト作成経験は、高校生の時にバンドのHPを作成したくらいですが、ITやプログラムが好きなこともあって、サイト作成の技術面で困ることがありませんでした。(これが逆にウィークポイントになりますが・・・)
実践会に入り、早速SIRIUSを買って、悩みや興味あるテーマで5つほどサイト(1サイト600文字×30記事)を作成しました。
その中で手汗関連のサイトに注力した結果、月で2000〜5000円程度の収益は出るようになりました。
報酬を伸ばす為に、頻繁にCSSやサイトデザイン改良したり、広告動線を変更したり注力サイトの改良ばかりに固執していました。
その時の私は、「綺麗なサイトであれば収益が伸びる」と信じていたのです。
ただ、まったく収益は伸びず・・・
このままではダメだと思って、実践会の少人数勉強会に参加しました。
●少人数勉強会がキッカケで、収益が伸びはじめる!
少人数勉強会では、阪口さんに直接サイトのアドバイスを貰える事だけでも【貴重な体験】でしたが、
既に収益を出している実践会の仲間も参加しているので、「同じ悩み持っているな〜」、「この人のサイトすごいな〜」、「負けたくないな〜」など刺激を貰うことができ、モチベーションアップに繋がりました。
5月の少人数勉強会に参加した時に、阪口さんから「もっと広い市場を狙った方が良い」とアドバイスを頂き、手汗のサイトとは別に、別ジャンルの資産サイト作成に注力する事にしました。(初期に作成したサイトでしたが、ドメインが育っていたので、ダメもとで作成しておいて良かったと思います。)
最終的にその1サイトを300記事まで増加させて、サイトチューニングを重ねていき、10000pvを超え始めた頃から、収益が継続的に発生する様になり、
9月頃に10万円に届き、11月には数記事のSEO順位が一気上昇し、卒業要件の18万円に届きました。
自分の中でコツを掴んだ瞬間
報酬が伸びる前と、報酬が伸び始めた時では、大きく変わった部分が5つあります。
- 難しく考えない〜守破離を大切に
- 広告の営業マンにならない
- 広い大きいジャンルを選ぶ
- 時間を買う!外注作業を積極的に使う
- 【自分でコントロール出来ない事】は目標にしない
1.難しく考えない〜守破離を大切に
私の性格上、サイト分析を細くして、難しく考える傾向にありました。
クリック率や直帰率など細く分析してから、「あーだ」「こーだ」とサイトデザインを変えたり、広告動線が変えたり。
ですが、まったく報酬が上がりません。
守破離という武道の思考がありますが、今まで「破・離」をやろうとする傾向があったのだと思います。
(守破離とは? コトバンク:https://kotobank.jp/word/%E5%AE%88%E7%A0%B4%E9%9B%A2-689006)
少人数勉強会で、阪口さんから「PVが10,000を超えないとサイト変更の良し悪しは判断できない」というアドバイスを頂き、師匠に言われたこと100%やり遂げる、守破離の「守」を守ろうと決意しました。
そこで、主力サイトが10,000PVを達成するまで【分析、デザインと広告動線を変更、少人数勉強会に行くこと】を禁止にして、サイト記事数を300記事にする事を目標に作業絞りました。
結果的に1ヶ月〜2ヶ月ほどでSEO順位も上がり、画像も装飾もしていない記事からでも成約が出るようになりました。
実は、3000PVと10000PVを超えた時も、一切広告動線は変えていませんが、成約数が伸びています。
成果が出ないのは、サイトデザイン・広告動線がダメだと考えていましたが、【難しい事は考えず、ひたすら価値ある記事を増やす事】に注力したことがターニングのポイントだったと思います。
2.広告の営業マンにならない
広告主の営業マンになることを辞めました。
どういう事かと言えば、今までは「クリックしてもらいたい!」、「成約してもらいたい!」など、【訪問者を逃したくない!】という気持ちが強かったのです。
だから商品の特徴や、メリットをガンガン訴求した広告誘導文を書いて、【読者の購買意欲を上げて】からクリックしてもらおうと考えていました。
ある日偶然、阪口さんのアフィリエイトサイトを見つけた時に、広告の誘導がシンプルで、記事を読んで行くと、特に訴求はせずに、悩みの答えとして自然に吸い込まれるようなタイミングでボタンが配置されています。
それを見てから、売り込むという意識はやめて、購買意欲を高める、購入の決定するのは、広告主のLPと割り切り、「悩み解決良さそうなサービスあるので、興味があったら見てみてください」という意識で広告誘導を作るようにしたところ、PVの増加と比例して、クリック数と成果発生が伸び始めました。
3.広い大きいジャンルを選ぶ
今まで強豪が多いジャンルは避けて、ニッチな部分を狙ってサイトを作ることが多かったのですが、阪口さんから「ニッチを狙いすぎ」というアドバイスを頂き、サイトジャンルは大きい市場を狙うことにしました。
今の注力サイトでは、比較的に市場が大きい、競合がひしめくジャンルを選択しています。
ニッチなサイトでは100記事まで持って行くのがしんどいですが、広いジャンルであればキーワードが豊富で記事を作成するのが楽です。
結果的にサイトパワーも上がり、今まで到底勝てないと思っていたキーワードでも1位になり、逆にニッチなワードも楽に狙えるサイトに成長させることができたと思います。
4.時間を買う!外注を積極的に使う
本業があるので、サイト作成に使える時間は限られます。
その為、100記事以上の資産サイトを作成するのに時間が掛かるので、先行投資という形で積極的に外注を使用しました。
最初は失敗ばかりでしたが、徐々に慣れてきて現在記事作成は外注中心です。
注力サイトを300記事にするのに、外注で月平均3万円以上は外注に投資し、注力サイトはトータル13万円程度作成に掛かったと思います。(他のサイトと合わせると外注だけで1年間40万円使っています)
収益が増加するまでは、毎月赤字です。
ここ数ヶ月で1年分を取り返して、今では利益が出るようになっています。
5.【自分でコントロールできない事】は目標にしない
今まで目標を「半年までに月10万円を目指す」、「今月は3万円達成させる!」のように報酬額に設定していました。
毎月未達成という状況で、正直挫けていました。
しかし、ある本(イチロー選手のコーチの本?)を読んだことで、考えが変わりました。
その中に【自分でコントロールできない目標は立てない】というのがありました。
アフィリエイトも相手がいることですから、1記事アップしたら、必ず収益が発生するわけではありません。
目標金額を達成する事は【自分でコントロールできない範囲】で、外的要因が含まれます。
それから金額は「今月は3万円行ったらいいな〜」という願望として、目標は【自分でコントロールできる範囲】にしました。
例えば30記事アップする、20記事リライトするなど、これであれば自分が作業を進めれば目標が達成できる内容です。
目標作業数が完了すれば、たとえ収益が出なくても、「目標達成」です。
これによって「また今月も達成できなかった」と落ち込むこともなくなり、精神的に楽になりました。
結果的に作業を継続するモチベーションも上がり、サイト作成のペースも上がり、早い段階で収益が出せるサイトに育てる事ができたと思っています。
普段のスケジュール
私の性格上、睡眠を削り、仕事以外は全て費やす!という風にストイックになるのは無理でした。
本業もあり、アフィエイト頑張りすぎて本業に影響が出るのも本末転倒ですし、家族との時間も大切にしたいし、他にやりたい事もあります。
私の場合、サイト作成は1日最大2時間と決めて作業しました。
自宅兼事務所なので、家族が家にいる時はなるべく作業をしない様にしていて、仕事をなるべく18時に終了させて、妻が会社から帰ってくる時間まで実質の作業時間です。(1時間も取れないこともありました。)
作業が残った場合は、予定の無い土日に午前中カフェに行って作業しています。
時間が沢山あると、「あれも!」「これも!」となりますが、作業時間を決まっているので出来ることが限られる面、集中力も高まります。
時間が少ない分、1週間で行う作業は基本1つの事に絞っています。
- 今週は上位10記事をリライト(画像の挿入・文字の装飾)
- 今週は30記事アップする(改行と見出しだけ調整)
等、注力サイトと育成中のサイトを半月で分けて作業したこともありましたが、今では基本1ヶ月1サイトに絞るようにしています。
これからのライフスタイルや展開について
今年に成し遂げたい1つのことは、この卒業でした。
それを達成することが出来て良かったです。
今年の初めは【卒業なんて雲の上】でしたが、高い目標でも一歩一歩諦めず作業を続けたことが大きかったと思います。
実践会でも理想曲線というのがありましたが、本当にその通りだと思います。
初めはアクセスが集まらない、広告がクリックされない、収益が発生しない、卒業生が続々誕生していると、「俺向いてないのか〜」と心配になり、苦しくなる時もありました。
ただ、諦めずに実践会のノウハウを続けることで見えてくるものがあると分かりました。
来年の目標を考え始めていますが、まだ注力1サイトが9割収益カバーしているので、卒業は次のステップのスタートだと考えて、作業の自動化を促進して、資産サイトを増やして、月30万円、50万円、100万円を目指したいと考えています。
私の場合家業が本業で、辞めることができないので、本当の意味での自由は手に入れられていない状況です。
今後は、本業にも実践会のノウハウを応用して、本業も時間と場所に縛られない会社に成長させて、会社版パワートラベラー化して、会社も自由にしようと考えています。
書きたいことがありすぎ、長文、乱文なりましたが、お読み頂きありがとうございました。
「WEBサイトを作って稼ぐ」というと、デザイン的に優れた、綺麗なポータルサイトのようなものを想像する人は多いのではないかと思います。
実際僕も、この仕事をはじめた当初はそんな風に思っていました。
しかし実は、デザインや本人のこだわりというものは、サイトの収益性とは全く比例しなかったりします。
岡田さんも、最初はコンプレックス系のサイトを運営していたのですが、正直、「よくこんなに作り込みましたね!」と驚くようなサイトに仕上がっていました。
キャラクターが7人登場し、それぞれの口調と性格を書き分けていて、まるでドラマを見ているような構成のサイト。
岡田さんは凝り性なタイプで、「分析と修正を繰り返して収益を伸ばす!」と意気込んでいたのですが、
そのサイトは、アフィリエイトで攻めるには市場が狭かったり、良い広告案件も少なかったことから、どんなにこだわって修正を重ねても、報酬が伸びませんでした。
そこで方針を転換!
- 市場が大きいところで攻める
- デザインは後回し。キーワードと広告のマッチングだけを考える
という2点だけに集中し、ひたすら記事を増やしていく方向に舵を切り直しました。
正直、以前のサイトと、今の収益サイトを見比べると、以前のサイトの方が断然綺麗だったりします。しかし、こだわりを捨て、収益をあげることだけにフォーカスをはじめてから本人もで何か吹っ切れたようで、
「難しいことを考えなくなってから、一気に報酬が乗ってきました!」
とサッパリとした顔で話していました。
WEB制作のスキルやデザインに強い方は、そこに注力をして時間をかけてしまう傾向があります。
しかし、収益サイトにとって「デザイン」というのはプラスアルファの部分で、
- どの市場で闘うか
- どんなキーワードを網羅するか
- 集めたユーザーとどの広告をマッチングさせるか
という、WEBマーケティングの部分こそが、収益に直結する部分になります。
自分の得意分野を切り捨てて、何が収益に直結し、何がプラスアルファの部分なのかを見極め、自分が望む結果を手に入れる手段にフォーカスすること。
岡田さんはそこに気がついたことで、一気に収益を伸ばし、収益サイトを構築するコツを掴むことができたのだと思います。
今後はサイトの収益を伸ばしつつ、「会社のパワートラベラー化」を目指して取り組みを続けていかれるとのこと、引き続き応援していきたいと思います!