パワートラベラー実践会から新しい卒業生メンバーが誕生しました。2018年11月は3名の新卒業メンバーが誕生です。
卒業されたのは、兵庫メンバーの山口さん。2人のお子さんを育てながら、早朝3時に起きる生活を続け、毎日の作業時間を積み重ねての卒業です。
山口さんは、よく少人数勉強会にも参加してくれたメンバー。もともと、仕事に関連する分野でのサイト構築ということもあり、非常に丁寧でわかりやすいサイトを作られていたのですが、特筆すべきは
「ASPの担当者から、驚くほど応援される!」
ということでしょうか。山口さん応援団のようなものがあり、報酬が上がるたびに喜びのメールが届く、記事修正をするとお疲れ様ですとメールが来る、思わず応援したくなる山口さんの人柄が、アフィリエイトにも現れているように思います。
山口さんから卒業メッセージをいただきましたので、ご紹介いたします▼▼▼
山口さんからいただいた卒業メッセージ
こんにちは。山口です。
2018年11月の確定報酬が18万円を超え、実践会を卒業することができました。
阪口さんや、人生の転機をくれた卒業生の山本さん、そして支えてくださった実践会の皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
今までの卒業生の方々のような、ドラマチックなストーリーはないのですが、少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
■自己紹介■
我が家は、夫と2人の子供(5歳2歳)と愛犬の、4人+1匹の「ささやかながらも幸せ」そんな家庭です。
とはいっても、やんちゃ盛りの男の子2人・・・。
「いい加減にしなさい!!怒」の怒鳴り声は日常茶飯事です・・・。
2018年1月に実践会に入会するまでは、フルタイムで働いていました。
■フルタイム勤務していた頃の生活■
私がフルタイム勤務を始めたのは下の子が7か月の時でした。
新しい環境が苦手な子ども達は、慣らし保育の1か月間まるまる、ひたすら泣き続けました。
子ども達を保育園へ送った帰り、自転車を漕ぎながら私も泣いたことを、昨日のように覚えています。
それでも、子育てに理解のある職場と、同僚に恵まれ、忙しいながらも楽しく充実した生活でした。
しかし・・・
我が子達はとにかく体調をよく崩しました。
そのたび休みを貰っていましたが、あまりに頻繁すぎて仕事がまわらなくなり、「病児保育」を利用することにしました。
病児保育という心強い味方を手に入れてから、仕事を休むことはほぼなくなりましたが、新しい環境が苦手な我が子達は、体調を崩している時は尚更私から離れず、泣きました。ひたすら泣きました。吐くほど泣くことも多々あり、そんな時は私も泣きながら仕事へ向かいました。
本当に辛く、今思い出しても正しい選択だったのか分かりません。
そして、長男が3歳になった頃、体調の悪い夜「病児保育に行きたくないよぉ・・・」とうなされるようになりました。
これには母として耐えられず、自分の働き方を改善する道を模索し始めました。
そんな時出会ったのが、このアフィリエイトです。
卒業生の山本さんが、Facebookでキラキラした毎日を発信していました。
追い込まれた状況の私は、何をどう思ってこうなったのか覚えていないのですが、気が付けば山本さんの後を追うようにこの道に飛びこんでいました。
実際に成功している山本さんの存在は大きかったですが、彼女の類まれなる努力家気質は、かつて一緒に働いていた時に目の当たりにしていたので、だれでも出来る仕事だとは思っていなかったのに、なぜだか迷いなく飛び込んでしまいました。
■実践会入会後■
運よく実践会に入会でき、テンションMAX状態だった私は「今年中に卒業します!」と実践会のFacebookグループで声高らかに宣言しました。
半年も経てば「何て無謀な宣言を・・・」と、激しい後悔と恥ずかしさを覚えたことは今も記憶に鮮明です。。。無知って怖い・・・。
実践会に入会した頃は子供達は保育園に通っていたので、作業にかける時間はたっぷりありました。
子供が病気をした時は作業が出来なくなりますが、「仕事を休んで子供の傍にいられる幸せ」を噛みしめました。
保育園が台風で休園になった時も、愛犬の元気がなかった日も、迷いなく家族の傍にいられるこの幸せを、絶対に手放したくないと思いました。
そんな時、夫婦で相談し「保育園を退園させる」という決断をしました。
長男は幼稚園へ、二男は幼稚園へ通える歳になるまで傍に置く事にしました。
イコール、日中の作業時間はゼロ。そうゼロになりました。
今まで比較的手の掛からない、一人遊びが出来るタイプだった二男は、今までの時間を取り戻すかのように私にべったりになりました。
昼寝も拒否し、ひたすら私と過ごすことを楽しんでいました。
そんな二男の期待に応えるべく、日中の作業時間を確保することは潔く諦めました。
ということで、「夜中」or「早朝」作業生活に突入です。
■作業時間■
作業時間は、2パターンです。
パターン①
子供と一緒に21時半頃寝て、3時に起き6時半まで(作業時間3.5時間)
パターン②
子供を寝かせ、22時から2時まで。その後、撮り溜めたドラマを観てしまう最悪のパターンの繰り返し・・・(作業時間4時間)
どちらにせよ時間は限られているし、毎日は続けられず、寝だめをする日が必要になってきます。
その為、とにかく「must」な仕事だけを優先してするようしました。
とは言っても、自分で全ての舵をきっているアフィリエイターに「must」はあってないようなものです。
そこで強制的に「must」を作り出す事にしました。
mast①:外注
まず始めに取り掛かったのが、外注化です。
外注は実践会メンバーでは有名な、斉藤師匠の手法を完全再現でやらせていただきました。
すると、驚くほどうまくいきました。
外注さんをGETしたからには発注しなければなりません。さらに「must」感を強めるため、外注さんに「2日以内10記事発注しますので!」と言って自分を追い込みます。
そうすれば、何がなんでも2日間で10記事分のKW選定、タイトル決めをしなければ!!となるわけです。
また、お金をかけて外注から上がってきた記事を無駄にするわけにはいかず、必死にアップもします。
それはそれは必死な日々で、常に溺れかけ(何に?笑)でしたが、それでも日中は頭を空っぽにし、子供と過ごす幸せを確保出来ていました。
mast②:ASPや広告主の担当者
何人か、やり取りをしているASPや広告主の担当者がいました。
幸運にも、熱心で誠実な方ばかりだったので、この方々に応援してもらう作戦にしました。
とにかく、提供してもらった情報には感謝し、すぐにサイトに反映させました。
それを繰り返すうち、サイトに対して必要な改善や情報を提供してもらえるようになり、それらを「must」としてこなしていくことで毎日は過ぎていきました。
「考える」時間がもったいない状況の私にとって、指示を貰え、それに従うだけで少しずつでも前に進めるというのはとてもありがたかったです。
そして、その方向性が間違っていないか確認するため、出来る限り少人数勉強会に参加し、阪口さんやメンバーの皆さんから意見をいただく。ということを繰り返していきました。
■報酬の伸び方■
「はじめの半年間は報酬は発生しない」と思い込んでいたので、ASPの画面を見る事もほぼありませんでしたし、発生しない焦りもありませんでした。
しかし・・・
半年を過ぎても「ほぼゼロ」を維持し続ける報酬に、どうしようもない不安を覚え始めました。
「半年は発生しない」=「半年を過ぎたら発生する」と思い込んでいたからです。
この不安は2か月ほど続きましたが、8か月を過ぎたあたりからアクセスの増加や、狙っていたKWが上がりはじめ、2週間に1件。1週間に1件。3日に1件。2日連続発生!と、成果が発生するようになりました。
そうなると、他の広告主からもなんやかんやと連絡が来るようになり、応援してくれる人が増えました。
元々、人の目や評価が気になるタイプの性格なので、応援してくれる人や、期待してくれている人の存在が、今も大きな支えとなっています。
■最後に■
この仕事は、働きながらも自由を奪われない、素晴らしいものだと思います。この仕事に出会えて本当に幸運だと思っています。
その反面、「サボる」ことも自由ですし「頑張っている」と偽りの評価で誤魔化す事も簡単です。
良くも悪くも「責任を負わない」というのが、この仕事の一番難しいところではないでしょうか。
だからこそ、アフィリエイトでつながった人(広告主やASP担当者、外注さんなど)に、期待してもらえるような状況を作ったり、「外注さんの収入源は私が確保する!」という責任を持つことで、時折萎えそうになる気持ちを維持することが出来ると感じています。
私のように時間の確保が難しく、そのもどかしい状況に萎えそうな人がもしいるなら、誰かに期待してもらったり、責任を負わなければならない状況を自ら作り出してみると、また気持ちが上がってくるかもしれません。
実践会の皆さん、これからもぜひ一緒に「夢見心地でサイトを作っていきましょう!」(かつて阪口さんが私に言ってくださった言葉をお借りしました♪)
また、皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。
*****
アフィリエイトはひとりでもできる仕事ではなありますし、僕もそれが理由でこの仕事を選んだわけですが、完全に「一人」だと、壁を超えられないと思うことがよくあります。
誰かのために、やっている仕事だと思うこと。パソコンの画面の向こう側の「繋がり」を感じること。山口さんの場合、外注さんやASPの担当者といった存在が、前に前にと進む原動力になっていることを感じました。
山口さん、卒業おめでとうございます!
追伸:写真は、山口さんも参加された少人数勉強会のときの1枚です。