運営しているオンラインスクール「パワートラベラー実践会」から、
新しい卒業生メンバーが誕生しました。
パワートラベラー実践会では
僕が本業としているインターネット広告を活用した
収益サイトの構築をお伝えしているのですが、
自分の事業の中にWEBマーケティングの考え方を取り入れ
月18万円以上の報酬を達成した方も卒業生認定をしています。
今回は、サイト運営ではなく、
「Airbnb」の運営で卒業を叶えられたJUNさん。
現在、京都のとあるアパートで計4部屋の運営をしています。
民泊のゲスト集客に、実践会でお伝えしているターゲット選定やライティング、
外注化などの考え方を取り入れたところ、収益が伸び、
経費を差し引いても月30万円ほどの収入を得られるようになりました。
JUNさんから卒業メッセージをいただいたので、こちらにもシェアさせていただきます。
JUNさんからの卒業メッセージ
実践会に参加させていただいております、JUNと申します。
2016年5月の確定報酬が、18万円を超えることができましたので、ご報告させていただきます。
ただ、皆様とはすこし違っていまして、
アフェリエイトではなくAirbnbという民泊サービスを使っての達成になります。
最初はアフィリエイトサイトをいくつか立ち上げコンテンツを作る毎日で
70記事ほど作成しましたが、
なかなか収益が上がらず悶々とした日々を過ごしていました。
Airbnbは実践会に入る少し前から取り組んでおりまして、
アフィリエイト以外で卒業されるかたの報告を見て、
「もしかしたら実践会での取り組みを応用してみると、良い結果が出るのではないか?」
と思いチャレンジしてみました。
運用している部屋は少し小さめて古いので、
当初始めた時は月3万円ほどでした。
実践会に入会し、内容を少しずつ変更したところ、
4ヶ月程度で倍の6万円ほどの収入になりました。
ターゲットを絞り込んだり、作業を外注化するアイデアを取り入れること。
またFacebookにて広告を出稿することも試してみました。
そのあたりで、ちょうど、実践会のコンテンツにあったように
外注を利用するということにも試してみることにしました。
部屋数を増やして、出来ることは外注に回して、自分しかできない仕事に集中する。
これを行った結果、目標の月18万円以上の収入を達成することができました。
パワートラベラー実践会と、実践会メンバーさん刺激をいただいたおかげで
ここまで来ることができました。 本当にありがとうございます。
去年の12月からスタートして目標が「実践会卒業」だったので、
達成できてホッとしていますが、
今回はアフィリエイトでの達成ではないので、
これからも引き続きサイトを作り続けて、
資産サイトの発生だけで目標を達成したいと感じています。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
AirbnbにWEBマーケティングを応用するって、どういうこと?
実践会では、主にアフィリエイトやインターネット広告を活用した
「WEBサイト構築」のスキルを伝えており、
Airbnbに関するノウハウを伝えているものではありません。
そのため、JUNさんから卒業報告をいただいたときは、
「え、Airbnbに応用したの!?」
と、驚いてしまいました。
はじめた当初が月3万円とのこと、
報酬画面を見ると4000ドル近くの売上になるので
単純計算で13倍の伸びになります。
「AirbnbにどのようにWEBマーケティングを応用して、収益性を高めることができたのですか?」
と、先日JUNさんとスカイプをしたときに聞いてみました。
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]一番役立ったのはターゲット設定ですね。自分の商品は一体誰に求められているのか、どこに需要があるのかを考えて、そこにだけ響く紹介文を書くことにしたんです。[/chat]
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]それまではターゲットを意識せずにゲストを集めていたのですが、古アパートということもあり集客に困りました。そこで、どんなターゲットに自分の部屋は受けそうか?を、マインドマップを広げてじっくり考えることにしたんです。[/chat]
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]そうしたら、自分の物件に興味がある属性が見えてきて。うちの物件は古くて、シャワーもないんです。風呂は近所の銭湯になる。だから、そういった『古く、趣のある部屋でも泊まってくれる、銭湯に入りに行く過程も楽しんでくれる人』に泊まってもらえばいいんだと。[/chat]
[chat face=”yuki.jpg” name=”阪口” align=”right” style=”type1″]なるほど、ターゲットを明確にしたことで、集客の戦略が見えてきたということですね。[/chat]
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]過去のユーザー評価を見返したところ、欧米系の人は好評価をしてくれたんです。
逆にアジア系の人は快適な日本の滞在に憧れがあるのでうちには来ない。なので、ターゲットをそこに絞ってライティングをするようにしました。
価格を抑えて、ターゲットを絞り、日本の古いアパートに泊まることができて、銭湯文化にも触れられるようなことをアピールしたら、一気に予約数が増えました。[/chat]
ターゲットを絞ることで戦略も見えてくる
Airbnbはサービス内で独自の検索エンジンがあるのですが、
ユーザーが検索したとき上位に表示されるためには、
ユーザーからの高評価を受けることが大事になります。
高評価を受けたホストは「スーパーホスト」にランクアップし、
より多くのゲストを集められるようになります。
WEBマーケティングの考え方を活かした「ターゲット設定」は、
ゲストからどうやって高評価を得るかという戦略にも役立ったと話していました。
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]うちの場合は、まず宿泊の期待値をギリギリまで下げることをやってるんです。[/chat]
[chat face=”yuki.jpg” name=”阪口” align=”right” style=”type1″]宿泊の期待値を下げる、ですか?[/chat]
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]はい。うちがターゲットとしているユーザーは、日本の古いアパートに泊まってみたいというコアな欧米人客。
お風呂がないことも書いていますし、もともと快適な滞在をしたいという人はこないんですね。[/chat]
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]そうしたおもてなしはないよ、とあらかじめ伝えた上で、ドリンクを部屋においておいたり、速度の早いWIFIを置いておいたりする。
そうすると、ちょっとしたことでもゲストは喜んでくれるんで評価をつけてくれるんです。[/chat]
[chat face=”yuki.jpg” name=”阪口” align=”right” style=”type1″]たしかに!泊まるだけでいいというゲストからしたら、ちょっとしたアメニティでも嬉しくなりますよね。[/chat]
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]うちは鍵の引き渡しもポストでやっていますし、基本滞在中は、ゲストと顔をあわせることもありません。
価格を高くすると期待値はどうしても上がりますし、おもてなしを追求するとキリがありません。
ですので、自分ができる範囲できることが、ユーザーの期待値をちょっと上回るような、そうした集客をしているんです。[/chat]
他の人でもできる仕事は積極的に外注化する
JUNさんは4部屋のホストをしているのですが、
4部屋を運営するというと、コストも大きいイメージがありますし
ゲストを迎え入れたり、掃除をする労力もかかりそうです。
JUNさんは賃貸でAirbnbをされているのですが、
2部屋をJUNさんと奥様で運営、もう2部屋を別の方に丸ごと任せる形で運営しています。
どのような形態で運営しているのか、
仕事の外注化や経費のことについても伺ってみました。
[chat face=”yuki.jpg” name=”阪口” align=”right” style=”type1″]JUNさんは賃貸でAirbnbをされているとのことですが、ちなみに家賃はいくらくらいなんですか?[/chat]
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]そうですね、、、光熱費を含めて、4部屋で12万円くらいでしょうか。[/chat]
[chat face=”yuki.jpg” name=”阪口” align=”right” style=”type1″]え、4部屋借りて12万円しかかからないんですか!? [/chat]
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]そうなんです(笑) いつ火事になってもおかしくないようなボロアパートなので、固定費はかなり抑えることができているんです。
月に半分くらい稼働すれば十分。4部屋のうち2部屋を僕と妻で運営、もう2部屋の管理を、別の方に任せるような形で運営しています。[/chat]
[chat face=”yuki.jpg” name=”阪口” align=”right” style=”type1″]Airbnbは代行サービスなども多くありますが、そうした代行サービスではなく、誰かをに丸ごと管理を委託しているのはどういった理由ですか?[/chat]
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]以前は代行サービスを頼んだこともあるのですが、繁忙期と閑散期の波がありまして。
閑散期に必要以上の固定費がかかってしまうのが、精神的に負担だったんです。特にうちのように、宿泊費が安い部屋になると、なかなかペイするのが大変なんですね[/chat]
[chat face=”yuki.jpg” name=”阪口” align=”right” style=”type1″]なるほど、代行サービスに頼めばいいというものでもないのですね。[/chat]
[chat face=”bigstock-Businessman-Using-Laptop-With-101055206-1.jpg” name=”JUNさん” align=”left” style=”type1″]そうしたところ、近所にAirbnbにすごく興味を持っている方を見つけまして、その方にお任せすることにしました。
家賃はこちらで負担しているのですが、毎月家賃代+αくらいの支払いを、その方にお願いしています。
もちろん自分で運用したほうが収入は上がるのですが、おかげで安定的な収入が入るようなりましたし、精神的な負担も減りました。[/chat]
Airbnbで自由な働き方を叶えるためにできる工夫
JUNさんとお話するまで、Airbnbというものは手間がかかり、
自由な時間を持つことができなさそうなイメージを持っていました。
実際、ゲストへのメール対応や清掃など
日々の業務は発生してしまうのですが、
ターゲット層を絞ることによって、
管理業務を限りなくシンプルにすることができることを知りました。
単価や期待値を上げすぎてしまうと、出迎えやセッティングなど、おもてなしが発生します。
そうしたおもてなしの部分はマニュアル化が難しく、
対応する人間によって差が出てきてしまう=気軽に外注化ができないことに繋がります。
JUNさんのように、簡易的な宿を求めているゲストだけをターゲットにすれば、
おもてなしの部分の手間暇を省くことができますし、
清掃や準備などもシンプルになり、外注化がしやすくなります。
返事などについても
テンプレート化してあらかじめ用意しておけば、
ゲストへの返信業務がシンプルになります。
なんでもかんでもしてあげて、満足度を高めるのではなく、
手がかからない方をターゲットにしつつ、
自分でなくても他の人ができるような仕組みを作っているということが
僕にとっては新鮮な驚きでした。
JUNさんは今後もAirbnbの収益化に取り組みつつ、
もうひとつの収入の柱としての資産サイトの構築に
引き続き取り組んでいくそうです。
収益をどこにいても運んできてくれる仕組みを作り、
ふらっといつでも海外旅行に行けるような
そんな自由を、奥様と叶えたいと話していました。
JUNさん、僕が思ってもみなかった形での卒業を
叶えてくださりありがとうございます。
インターネットとリアル、両方で収益があがる仕組みを
今後もつくり続けていきましょう!